ツィバロン奏者 斉藤浩のブログ

ツィンバロン奏者 斉藤浩のブログです。日々のことを少しずつ書いています。コンサート情報や、感想なども。

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【松江の夏】市役所で上定市長からいただいたひまわりと天神祭の始まり

今日は午前中、文化事業の相談のため松江市役所へ行ってきました。

不思議なことに、約1時間の滞在中に上定市長と4回もお会いしました。

最初はワイシャツ姿で慌ただしく歩いておられた市長。ところが帰る頃には、いつの間にか鮮やかな青いTシャツ姿に変わっていました。 その青いTシャツには「社会を明るくする運動」のたすき。

今月は「社会を明るくする運動」強調月間ということで、市長と職員の皆さんが市役所正面玄関で市民の皆さんへ小さなひまわりの花束を配っておられました。 しかも、そのひまわりは市長ご自身が早朝に摘みに行かれたものだそうです。 激務の合間を縫って早朝からひまわりを摘み、市役所では市民一人ひとりに笑顔で手渡す。

その姿を拝見して、「市長という仕事は本当に休む間もないんだろうな」と感じました。

今日は松江白潟天満宮の天神祭も始まり、市内は夏本番。 この猛暑の中、公務に加えてさまざまな行事への対応も続く毎日。 どうか無理をなさらず、お身体を大切にしていただきたいと思います。

3本ずつ束ねられた小さな花束でしたが、市役所の中では、そのひまわりを手に歩く方がたくさんおられました。 そのひまわりのおかげで、不思議と館内全体が明るくなったような気がしました。

花には、人の心を和らげ、笑顔を広げる不思議な力があるようです。

僕も花束をいただき、帰宅してすぐ、ツィンバロンの置かれた音楽室に飾りました。

松江観光大使としても、この地元の温かい取り組みは本当に自慢したくなります。

ここ数日、松江は危険な暑さが続き、ゲンナリモードの毎日でしたが、音楽室で鮮やかに咲くひまわりを眺めていると、不思議と元気が湧いてきます。

3本の小さな花束。 でも、その中には夏の太陽のような明るさと、人を元気にする力、そして誰かを思いやる気持ちが詰まっているように感じました。


2026年07月24日

『音楽の友』8月号に読売日本交響楽団公演のレポートが掲載されました

昨日、友人が『音楽の友 8月号』を送ってくれました。

ページを開くと、5月20日にご一緒させていただいた読売日本交響楽団公演のレポートが掲載されていて、とても嬉しい気持ちになりました。

今回のレポートでは、アンリ・デュティユー作曲《瞬間の神秘(Mystère de l'instant)》についても触れられていました。この作品は、僕にとって本当に難しく、演奏中も終演後もさまざまなことを考えさせられた曲です。

今振り返ると、「あそこはもっとこんな表現ができたかもしれない」「もう少し違う音色で弾けばよかったなぁ…」と思う場面がたくさんあります。でも、それだけ深く作品と向き合えた演奏だったのだと思います。本当に多くのことを学ばせてもらいました。

正直に言うと、あんなにテンポがゆっくりな曲なら、「もっとわかりやすい拍子で書いてくれたらいいのに(笑)」と思ったこともありました。でも、それこそがデュティユーの世界。拍子に縛られず、音の響きや時間の流れそのものを表現する作品だからこそ、あの独特な魅力が生まれるのでしょう…。

こうして公演が雑誌に記録として残ることは、とてもありがたいことです。改めて、このような貴重な機会をいただけたことに感謝しています。

また一つ経験を積むことができました。この経験をこれからの演奏にも生かして、さらに良い音楽を届けられるよう頑張っていきたいと思います。

 

2026年07月23日

【松江の夏、日本海へ】じりじり暑い日は、島根の美しい海で心ほどける時間を。

今日は本当に暑かったですね〜‼ まさに真夏!! って感じの日差しで、外に出るだけでジリジリ肌が焦げそうな暑さでしたね。

そんな暑さを吹き飛ばしたくて、今日は松江の日本海にある海水浴場に行ってきました!!

一歩海に入ると、もう最高の一言。どこまでも続く青い空と、すごく透明な海が広がっていて感動しました。冷たい波がめちゃくちゃ気持ちよくて、外の暑さもすーっと引いていく気がしました。

島根にはキレイな海水浴場がたくさんあって、行くたびに違った景色を見せてくれます。波の音をぼーっと聞きながら景色を眺めていると、時間がゆっくり流れるみたいで本当に癒やされます。

じっとりした空気の中でも、海からの風はすっごく爽やか。「やっぱり自然のパワーってすごいな」って改めて実感しました。

皆さんもこの暑い夏、日本海の心地いい風を感じに行ってみませんか?
きっと心がすっきりリフレッシュできると思います!!

松江観光大使より。
この夏はぜひ島根の海で、ほっと心ほどける時間を過ごしてみてくださいね!!

2026年07月22日

【懐古録】僕のハンガリー留学記〜ツィンバロンと合唱に明け暮れた日々〜

ハンガリー留学中、僕は3人のツィンバロンの先生に師事しました。

最初に教えていただいたのが、サカーイ・アーグネシュ先生です。厳しいながらも愛に溢れた先生で、フォークロアからバッハ、そして現代音楽にいたるまで、本当にくまなく指導してくださいました。

そんなアーグネシュ先生のご主人は、合唱指揮者のバロシュ・ガーボル先生。あのコダーイ・ゾルターンの合唱曲を数々初演されてきた、ものすごい方です。当時、ガーボル先生は「ELTEバルトーク混声合唱団」の指揮をされていました。

留学してすぐのこと、アーグネシュ先生からこんな提案(?)をされたのです。「ヒロシ、せっかくハンガリーに来たのだから、ツィンバロンだけでなく私の主人の合唱団に入りなさい。そこでハンガリー語の合唱曲を歌うことは、今後あなたがツィンバロンを勉強していく上で必ず役に立つから」

こうして半分、強制的に(笑)、僕は週2回、合唱の練習に通うことになりました。

当時住んでいたアパートから練習場までは、歩いて15分ほど。その途中には教会があり、いつもパイプオルガンの音が優しく響いていました。「あぁ、僕は今、ハンガリーにいるんだ……」と、日本とは違うヨーロッパの空気感を肌で感じて、いつも心がジーンと温かくなっていたのを覚えています。

初めて合唱団の練習に足を運んだとき、僕はまだハンガリー語がほとんど話せませんでした。それなのに、目の前に次々と手渡されるコダーイやバルトークの分厚い楽譜。戸惑う僕をよそに、事務局の方も団員のみんなも、最初から「ヒロ!」と親しみを込めてニックネームで呼んで迎え入れてくれました。

ここから、僕の「ツィンバロンと合唱」の二重生活が始まります。

とはいえ、ピアノ伴奏のない無伴奏の合唱曲を歌うのは、とんでもなく難しいことでした。コダーイもバルトークも、ハンガリー語のニュアンスが分かっていないと上手く歌えません。僕はまず、何度も何度も歌詞を口に出して読むことから始めました。それから小さなキーボードを使ってコツコツと音取りをして、週2回の練習に必死で通いました。

団の中に日本人は僕ひとりだけ。それでも、言葉もおぼつかない僕に、合唱団の誰もが本当に優しく接してくれました。事務局の皆さんにも、信じられないくらい可愛がってもらったことは大切な思い出です。

当時の僕のスケジュールは、とにかく音楽一色でした。朝7時から音楽学校(zeneiskola)にこもってお昼過ぎまでツィンバロンの練習。午後にはレッスンを受け、さらに声楽の個人レッスンも受けました(おもにハンガリー民謡を習っていました)。お昼ご飯を食べる暇もないほどクタクタになってアパートへ帰り、とりあえず夕方まで復習。

そして夜になれば、今度は合唱の練習へ向かいます。練習のない日には、オペラハウスに足を運んだり、リスト音楽院で演奏を聴いたりと、まさに音楽三昧の毎日を送っていました。

これが留学した当初(もう25年前)のエピソードです。ここから本格的なハンガリー留学が始まっていくのです。

あの目まぐるしくも愛おしい、ハンガリーでの素晴らしい留学時代の思い出は、また別のブログで詳しく書いてみたいと思います。

ハンガリー留学時代、恩師であるツィンバロン奏者のサカーイ・アーグネシュ先生、合唱指揮者のバロシュ・ガーボル先生と並んで笑顔で写るヒロシの記念写真
2026年07月18日

僕の音楽室がピンチ‼︎「カチカチ山のタヌキ」脱出作戦

みなさん、こんにちは‼︎

突然ですが、僕の音楽室、午後になるとものすごい西陽(にしび)が差し込むんです。これがもう、本当にきつくて……‼︎

一応、窓の外にはサンシェードを設置しています。以前は簾(すだれ)やよしずを使っていたんですが、悪天候の日には宍道湖からの強風で危ないんですよね。なので、今は薄手で遮光効果の高いサンシェードにしています。

さらに窓の内側には、レースカーテンと厚手のカーテン。外と中で「3段階」の太陽シャット作戦を決行しているのですが……夏の熱線は強敵です。すべてを突き通して部屋に入ってきます(涙)。

ここで楽器の練習をしていると、だんだん背中がジリジリと焼けてくる感じがして。気分はまるで、カチカチ山のタヌキです。「おいおい、背中で何かが燃えてるぞ⁉︎」って思いながら弾いています。

「もう、これはたまらん‼︎」ということで、ついに最終兵器を導入することにしました‼︎窓の内側から吸盤でピタッと貼り付けるタイプの「断熱シート」を注文‼

ただ、特注品なので届くのが8月5日くらいになるみたいです。これがないと夏を越せないので、到着をいまから楽しみに待っています。

それまでは、カチカチ山のタヌキ状態でなんとか我慢するしかありません。断熱シートが届くのが先か、僕の背中が焼き鳥(僕、酉年生まれなので…笑)になるのが先か…。

とりあえず、今日も背中の熱線に負けず、熱い演奏をお届けします‼︎

2026年07月17日
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