松江市美保関地区が、9月4日、国の「重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)」に選定されました。
美保関は、美保神社や青石畳通りをはじめ、古くからの港町の面影が今も残る地域です。
そして、この美保関には、僕にとって今、とても気になっているもう一つの「ご縁」があります。
それが、石川県珠洲市とのつながりです。
美保関町と珠洲市は姉妹都市として交流を重ね、現在は松江市と珠洲市の交流へと受け継がれています。
僕は来月27日、能登半島地震からの復興への願いを込めたコンサートのため再び珠洲市を訪れることになっています。
その準備を進めながら、ふと思いました。
「そもそも、美保関と珠洲は、なぜこれほど深いご縁で結ばれているのだろう?」
そこで一昨日、島根県立図書館へ行ってきました。
島根県立図書館で借りてきた3冊。美保関と能登、そして出雲の神話について調べています。
郷土資料室のスタッフの方にもお手伝いいただき、今回借りてきたのが写真の3冊です。
『島根の神々』
『図説 出雲の神々と古代日本の謎』
『環日本海 謎の古代史』
こうして3冊を並べてみるだけでも、なんだかワクワクしてきます(笑)。
今回、僕が特に知りたいと思っているのは、「くにびき神話」をはじめとする出雲の神話や伝承から見た、美保関と能登とのつながりです。
神話というと、はるか昔の物語のように感じます。
けれど、地名や土地に残された伝承を一つひとつたどっていくと、日本海を隔てた島根と能登の間に、昔からさまざまなつながりが語り継がれてきたことが少しずつ見えてきます。
まだ勉強の途中なので、今の段階で「こういうことです」と結論を書くつもりはありません。
むしろ今は、本を読み比べながら、
「あれ? ここもつながるの?」
「これはどういう意味なんだろう?」
と、ひとつずつ確かめているところです。
これが、実に面白い!!
僕は今年、松江観光大使になりました。
松江の魅力を発信することはもちろん大切ですが、それ以前に、僕自身が松江のことをもっと知らなければいけないと思っています。
そして、松江と珠洲がこれからも姉妹都市として素晴らしい関係を築いていくためには、まず僕自身が、両地域がどのような歴史や「ご縁」で結ばれてきたのかを知ることから始めたい。
それも、松江観光大使として僕にできることの一つではないかと思っています。
来月、僕はツィンバロンを持って珠洲へ向かいます。
ただ演奏しに行くだけではなく、「なぜ松江から珠洲へ音楽を届けるのか」。
その意味も、自分なりにきちんと理解してから訪れたいと思っています。
それにしても…
神話や伝承の世界から二つの地域の関係を少しずつ読み解いていくと、なんだかワクワク、ドキドキします。
さて、もう少し勉強してみよう!!



