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斉藤浩のブログです。日々のことを少しずつ

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ユニセフレターが届きました(2025年11月)

ユニセフレターが届きました。僕は今まで『戦時下の子どもの命を守りたい』と思って音楽活動を続けてきました。年間480万人、今も約7秒に1人の子供が、5歳の誕生日を迎える前に命を落としているそうです。それは、紛争、災害だけでなく、栄養不良、感染症…etc。

僕には子供がいないので、親の愛とかはわからないのですが、子供を失う悲しみは相当ツラいことだと想像できます。

そして今、過去数十年間でもっとも多くの紛争が続き、何億人の子どもの命が脅かされているとのことです。
『戦時下の子どもの命を守りたい』と続けてきた活動を、僕はひとりになっても続けていきたいと思っています。

16日(日)、瀬戸市文化センターで開催されるイベント『カロタセグの灰と薔薇』の中でも募金箱を設置いたしますので、ご協力頂けましたら嬉しいです。お預かりした募金は全額、次の日には郵便局から今までどおりユニセフに送金したいと思っています。

『ユニセフは集めたお金で武器を買ってる』『だから、あんたのやってる活動は戦争に加担している』というような冷たい言葉を投げかけてこられる方もおられますが、どうかユニセフ支援者相談室(0120-88-1052)にご連絡してみて下さい。スタッフの方が丁寧に教えて下さいます。

この年末の寒い時期に、栄養不良や飢餓で命を落とす子ども達が、信じられないくらいたくさんいるということを、知って欲しいです。

2025年11月08日

2025年出雲大社神在祭に向けて

出雲大社の今年(令和7年)の神在月の期間は11月20日~12月19日です。 
神迎え神事は11月29日 午後7時だそうです。そして神在祭は令和7年11月30日(神在祭)午前9時、令和7年12月4日(神在祭・縁結大祭)午前10時、
令和7年12月6日(神在祭・縁結大祭)午前10時ということです。

僕は今年も参加させていただきたいと思っています。全ての神様、八百万の神々へのご挨拶をした後に、来年こそは世界中が平和になるよう祈願させて頂きたいと思っています。なんだか来年2026年に、何か特別大きなことが起きそうな予感がするからです。

それと、すでに風の時代になっていますが、ヤバイ人はよりヤバく、幸せな人はより幸せに、いろいろなことが大きく2極化していってるのも今後さらに深刻な状態になると思うので、そんなことが起きないように、神在祭の期間にゆっくり参拝させて頂きたいと思っています。太陽系の中の我々の地球に、このところ宇宙から何か今までとは違う波動がやってきている気もします。特に最近そう感じるのです。

山と海が喧嘩するのではないか…。そんなことがあってはならぬと思うのですが…。2026年が誰にとっても幸せな年になるよう、ただただ祈るだけです。『希望』のある年になりますように…。

うまく表現できなくてスミマセン。

2025年11月07日

ピアソラ ~宮田大さんの情感~

一昨日、宮田大さんと2ヶ月ぶりにお会いしました。8月10日に神戸国際会館で開催された大河べらぼう「ありがた山のコンサート」以来。あの時は3か月後にまた再会できるとは想像もしてませんでした。故郷、島根に来て下さるなんて、やはり『縁結び』の県であります。ピアソラの3曲は僕にはとても印象深く、忘れられない演奏でした。ピアニストの西尾真実さんの雨粒のような美しいピアノと、宮田さんの力強くかつ繊細なチェロ。バランスも絶妙で、特に『オブリビオン』の儚く美しく、タバコの煙が空中に消えていくような(タバコの甘い香りをほのかに残しつつ…のような)エンディング。終曲の『リベルタンゴ』は今までに聞いたことのないような素晴らしくカッコいいアレンジで、テクニックも表情も宮田さんならでは世界でした。そして驚くほどピアニッシモな音のパッセージまでもクリアかつ情熱的に聞こえてきて、グラントワという空間がいかに素晴らしいホールであるかということを再認識しました。また、いつか、宮田大さんが僕の故郷 島根で演奏して下さることを楽しみにしています。

2025年10月28日

深響(祝グラントワ開館20種年)

本日の『深響(グラントワ大ホール)』。素晴らしかったです。
グラントワを設計された建築家の内藤廣先生と宮田大さんの対談。僕はこのお二人の対談に深く感銘を受けました。このホールができるまでの想い、そして20周年を迎えるにあたっての内藤先生の想い、我が子が成人式を迎えるようなお気持ちなのかなぁと感じました。宮田大さんは音楽家として、毎日のように移動、本番(毎回違う曲を)をしていく中で、常に新鮮な気持ちで演奏するためには…という貴重なお話をして下さいました。
第2部のコンサートは、もう、凄すぎました。内藤先生がおっしゃられていたように、小さな音であっても、その細かいパッセージまでが聞こえるように…というお話は真実でした。
宮田さんの表情溢れるチェロと、西尾真実さんのまるで水滴のような美しい音色。めちゃくちゃバランスも良くて、呼吸もピッタリで、お二人の演奏の振動が細やかに伝わってきました。
全てのプログラムが素晴らしかったのですが、僕は個人的には、ピアソラがホントに感激しました。特に1曲目に弾かれた『オブリビオン〜忘却〜』のエンディングが儚くて、切なくて、タバコの煙が消えていくような(そのタバコの香りがしてきそうな)終音…。
ラストの曲はリベルタンゴでしたが、素晴らしいアレンジ(相当難しい)とテクニックとセンス。
この日のピアソラの演奏は、僕が今まで生で聴いた演奏の中で、一番素敵でした。
その後、アンコールも2曲。
グラントワは1500人くらいのキャパで結構デカいんです。今回、敢えて2階席で聴かせて頂きましたが、ホントに綺麗に響いていて、素晴らしいホールだと再確認しました。宮田さんと西尾さんのお二人の演奏をグラントワで聴けて、ホントに良かったです。
最後に『ブラボー‼︎』と叫ぶべきところを『ベラボー‼︎』と叫んでしまったのは私です。ついつい癖で…

2025年10月26日

島根県立美術館 『北斎コンサート』

島根県立美術館 の『葛飾北斎展』。マジ最高ですよ。今日10月12日の「ツィンバロンと津軽三味線による北斎コンサート」は溢れかえるお客様でした。ありがとうございました。めちゃくちゃ盛り上がりましたよー。北斎展も展示作品が10月8日に展示が変わったばかり。もうね、たまらん面白さです。島根県立美術館は葛飾北斎の作品1600点も所蔵してますからねー。もう、脳内が北斎の世界観になるんですよ。
さてさて、あのね、ツィンバロンと津軽三味線って、実はめちゃくちゃ相性いいんです。中村卓也さんは10代で津軽三味線界を制覇した才能溢れる奏者。津軽三味線ソロで弾いてくれた『リベルタンゴ』は最高でした。僕らはね、親子ほど歳が離れてますが、めちゃくちゃ仲いいですよ〜。卓也君は、息子のようです。
北斎展と融合したコンサート。そして『#大河べらぼう 』とも繋がるコンサート。ステージバックの青空と宍道湖はキラキラ輝いて、最高のステージになりました。北斎の浮世絵に出てくる『青のグラデーション』のよう。『大河べらぼう』で、北斎が登場するこのタイミングに、世界有数の北斎作品を所蔵する島根県立美術館でコンサートさせて頂いたことに心から感謝です。ミラクルや‼︎
先週8日から北斎展後期が始まりましたが、面白過ぎます。浮世絵好き、漫画好きな方にはね、もうたまらんかもねー。僕は日を改めて、ゆっくり鑑賞しに行きます。今回のコンサート、美術館スタッフの皆様にホントに良くして頂き、MAXなテンションの2公演。ありがとうございました。ご来場頂いた皆様、だんだんね(出雲弁でありがとう)。



2025年10月12日
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