名フィルさんの今回のプログラム
今回の名フィルさんのプログラム構成がとてもユニークだなぁと感じています。 コダーイ『ハーリヤーノシュ』に始まり、ハイドン『告別』、モーツァルト『フィガロの結婚』と続き、シュトラウス『ばらの騎士』へ。
なんというかな…ハンガリーの大平原から大都会のウィーンへ、風景や匂いや色が変わって行く…そんなプログラムだと思ったりします。
なんといっても、『クシャミ』を模倣したモチーフからこの演奏会が始まるなんて…かなり印象的、インパクト大ですね。
ハンガリーでは話の最中にそれを聞いてる人がクシャミをしたら、その話は真実だと言われています。今回の演奏会の4曲を通じて、それぞれの作曲家の『喜怒哀楽』のストーリー、そして『別れの哀しみ』が真実味を帯びて聴こえてくるんじゃないかな⁇