斉藤浩のブログ

ツィンバロン奏者 斉藤浩のブログです。日々のことを少しずつ書いています。コンサート情報や、感想なども。

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幻想的な夜の松江城 ―「水鏡 松江城」

今夜は、国宝松江城の敷地内にある興雲閣で開催された「松江観光大使交流会」に参加してきました。

松江観光大使として活動されている皆さんが集まり、松江の魅力やこれからについて交流する機会となりました。

そして交流会の最後には、今夜から始まった期間限定の特別演出、

「水鏡 松江城(SUIKYO MATSUE CASTLE)」

を見学させていただきました。

水鏡に映し出された、幻想的な夜の国宝松江城


こんな松江城を見たのは初めて

目に飛び込んできた光景に驚きました。

ライトアップされた国宝松江城。

そして、その姿が「水鏡」に映り込み、まるでもうひとつの松江城がそこに存在しているようです。

いやぁ……これは本当に幻想的でした。

僕も松江で暮らし、松江城を何度となく見てきましたが、こんな幻想的な夜の松江城を見たのは初めてです。

いつもそこにある松江城なのに、光の当て方や見る角度が変わるだけで、これほど違う表情を見せるものなのか。

ただただ、その世界に魅了されました。


秋の虫の声がBGMに

そして、もうひとつ心に残ったのが「音」でした。

もちろん演出としての音もあるのですが、その中に聞こえてくるのが、松江城の夜に鳴く秋の虫の声です。

僕は音楽家なので、どうしても「音」に耳がいってしまいます。

でも、この夜ばかりは人間が作った音だけではなく、虫の声がまるで自然のBGMのように響いていました。

光に浮かび上がる松江城を眺めながら、秋の虫の声を聴く。

これが、なんとも心にグッときます。

歴史ある国宝松江城と現代の光の演出。そして、何百年も昔からおそらくこの場所に響いていたであろう、秋の虫の声。

その三つがひとつになった空間に立っていると、不思議と時間の流れまでゆっくりになったように感じました。


夜の松江城も、いいものです

昼間の松江城はもちろん素晴らしい。

でも、ライトアップされ、闇の中に浮かび上がる夜の松江城には、昼とはまったく違った魅力があります。

松江観光大使をさせていただいていますが、今夜は僕自身がひとりの「観光客」になったような気分で松江城を眺めていました。

自分の暮らしている街に、こんな景色がある。

それを改めて感じられた夜でもありました。


「水鏡 松江城」開催情報

水鏡 松江城(SUIKYO MATSUE CASTLE)

開催期間:2026年9月11日(金)〜9月23日(水・祝)
夜間演出:18:30〜21:00(最終受付20:30)
会場:国宝松江城
入場:無料
※雨天決行

水鏡だけでなく、石段での光と音による演出やプロジェクションマッピングなど、松江城内の各所でさまざまな演出を楽しむことができます。

開催は23日まで。

松江にお住まいの方も、これから松江を訪れる方も、秋の夜に少し時間を作って足を運んでみてはいかがでしょう。

ライトアップされた夜の松江城、本当に素敵ですよ。

そしてぜひ、目で見る光景だけでなく、そこで聞こえてくる秋の虫の声にも耳を澄ませてみてください。

きっと写真だけでは伝わらない「松江の秋の夜」を感じられると思います。

2026年09月11日

満月を見ていると、音が聞こえてくる


8年前に描いた、小さな水彩画があります。

その絵をポストカードにプリントしてみました。

描いたのは、僕が両眼の手術をした後のことです。

当時は、とにかく光が眩しくて仕方がありませんでした。

外の光はもちろん、部屋の中の明るささえ辛く感じることがあって、一日中カーテンを閉め切った薄暗い部屋で過ごしていました。

当然、ツィンバロンの練習どころではありません。

まずは「光に慣れる」というところからのスタートでした。

でも、何もしないまま一日が終わると、今度は「今日も何もできなかった」という罪悪感だけが残ってしまう。

そこで、ふと思いついたんです。

「そうだ、絵を描いてみよう」

透明水彩は、子どもの頃から好きでした。

大きな絵を描くほどの元気はなかったので、ハガキくらいの小さな紙に、少しずつ色を重ねていきました。

僕の家から見えるのは、宍道湖。

だから、その頃描いていたのは、ほとんどが宍道湖の風景です。

急ぐ必要もありません。

体調のいい時に少し描いて、疲れたらやめる。

だいたい3日に1枚くらい。

そんなペースで、のんびり描いていました。

この絵を描いたのは、ちょうど十五夜の頃でした。

大きな月が宍道湖の上に浮かんでいて、水面にも淡い光が広がっている。

その記憶を、小さな紙の中に閉じ込めるように描いた一枚です。

そして今年も、あと2週間ほどで十五夜です。

2026年の十五夜 ―「中秋の名月」は、9月25日(金)。

中秋の名月とは、太陰太陽暦(旧暦)の8月15日の夜に見える月のことです。

ちなみに今年は、十五夜と満月が同じ日ではありません。

中秋の名月は9月25日。
満月になるのは9月27日。

国立天文台によると、中秋の名月と満月が2日ずれるのは少し珍しいそうです。

満月って、不思議ですよね。

じっと見ていると、

音が聞こえてくるような気がしませんか?

僕には、月の光そのものが、静かな音になって降りてくるように感じることがあります。

昔の人は、月のことを親しみを込めて「ののさま」と呼ぶことがあったそうです。

僕はこの絵を描いたあと、その言葉をタイトルにして、

「ののさま ~ツィンバロンソロのために~」

という曲を書きました。

自分で考えてみると、あの曲のイメージは、どこかドビュッシーの《月の光》に似ている気がします。

もちろん音楽そのものが似ているという意味ではなくて、

月を見ていると、そこには何も鳴っていないはずなのに、なぜか音楽が聞こえてくる。

そんな感覚です。

8年前。

両眼の手術をして、眩しい光を避けながら、薄暗い部屋の中で描いた小さな水彩画。

あの頃は、まさかこの絵から曲が生まれるとは思っていませんでした。

そして8年後。

こうしてポストカードになった自分の絵を眺めていると、絵を描いていた頃の静かな時間まで戻ってくるような気がします。

今年の十五夜。

晴れたら、久しぶりにゆっくり宍道湖の月を眺めてみよう…。

そして耳を澄ませてみようと思います。

今年の月は、どんな音がするんでしょうね。

2026年09月10日

僕の中では、まだ「べらぼう」は終わっていない


大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』が放送されていたのは、もう一年前のこと。

最近、ふとした瞬間に、あの頃のことをいろいろと思い出します。

レコーディングのこと。
毎週、放送を楽しみにしていたこと。
そして昨年の夏に開催した「ありがた山のコンサート」のこと。

あのコンサートは、本当に楽しかったなぁ。

キャストの方々もたくさん登場されて、オーケストラの後ろには巨大モニターに映像も映し出されて、東京公演も神戸公演も最高に盛り上がったコンサートでした。

一年経った今、しみじみと思い出しています。


僕が好きなのは、メインテーマだけではありません

『べらぼう』というと、やはり最初に思い浮かぶのは、あのカッコいいメインテーマかもしれません。

もちろん僕にとっても、とても大切な大切な曲です。

でも、僕は劇中で使われていた音楽も大好きなんです。

ドラマの中では、ほんの短い時間しか流れない曲もあります。

それでも、登場人物の気持ちや、その場面の空気をふっと変えてしまう。

「この場面でこの音楽が来るんだ…へぇ~、意外な選曲。でもピッタリ!!」

放送を見ながら、何度もそんなことを思いました。

そしてこの秋のコンサートでは、そんな『べらぼう』の名シーンで使われていた曲も、少しだけ演奏してみたいと思っています。


聴くだけで涙が溢れてくる「Freedom」

劇中音楽の中でも、僕にとって特に印象に残っている曲があります。

「Freedom」。

僕はこの曲を聴いていると、今でも自然と涙が溢れてくるような感覚になります。

悲しいだけではない。

何かから解き放たれて、まだ見たことのない、もっと広い世界へ向かっていくような…。

そんなことを感じる曲です。

そしてこの曲を思うと、作曲家のジョン・グラムさんが僕に伝えてくれた言葉を思い出します。

『ツィンバロンの音色はグローバルなんだ。西洋とか東洋とか…、そんな音ではない。このヒロシの奏でるツィンバロンの音色は、蔦重がより広い世界へ目を向けるきっかけとなる、「ひらめきの音」なんだよ。』

僕は、この言葉を今でも忘れることができません。

ツィンバロンという楽器が、江戸を描いた物語の中で鳴る。

一見すると、とても遠いところにあるもの同士かもしれません。

でも、その音が蔦重の「まだ見たことのない世界」へ向かう気持ちと結びついた。

演奏者として、こんなに嬉しいことはありません。

そして僕自身にも、忘れられない瞬間があります。

僕が初めてツィンバロンを目にした時の、あの驚きと感動です。

「こんな楽器が世界にあるんだ」

あの時に感じたものは、今でも僕の中に残っています。

この秋のコンサートでは、ほんのワンフレーズですが、僕自身が初めてツィンバロンに出会った時の驚きや感動を思い出しながら、そして『べらぼう』のあのシーンを思い浮かべながら、皆さんにも聴いていただきたいと思っています。


ピンチをチャンスに変える

そしてもう一つ。

『べらぼう』を見ながら、僕が何度も感じていたことがあります。

蔦屋重三郎という人は、何か大変なことが起きても、そこで終わらない。

思うようにいかない。
道を塞がれる。
それでも、そこから別の道を探していく。

「このピンチを、どうやったらチャンスに変えられるだろう」

そんなふうな考え方をする人だったように、僕は感じていました。

地震、災害、そして戦争…。

つらいニュースを耳にするたび、心が痛くなります。

もちろん、現実の災害や戦争による苦しみを、簡単に「チャンス」という言葉に置き換えることなどできません。

それでも、どうにもならないような状況に置かれた時に、そこで立ち止まるだけではなく、「では、ここから何ができるだろう」と考える蔦重の生き方は、今を生きる僕たちにも、何か大切なことを教えてくれているような気がします。


だから、僕の中ではまだ終わっていない

ドラマの放送は終わりました。

レコーディングも、もちろんずっと前に終わっています。

それでも僕の中では、『べらぼう』はまだ終わっていないような気がしています。

あの作品で出会った音楽。
レコーディングで感じたこと。
ジョンさんからもらった言葉。
そして、ツィンバロンという楽器に初めて興味を持ってくださった方々。

それらは今も、僕の演奏の中に残っています。

だから、この秋。

『べらぼう』の名シーンを彩ったメロディーを、僕自身のツィンバロンでもう一度奏でてみたいと思います。

ドラマを見ていた方には、

「ああ、この曲……!」

と思い出してもらえるかもしれません。

そしてドラマを知らない方にも、一つの音楽として楽しんでもらえたら嬉しいです。

僕の中では、まだ「べらぼう」は終わっていない。

あの作品からもらったものを、これからの演奏の中でも少しずつ伝えていきたいと思っています。

2026年09月09日

10月24日、愛知県瀬戸市で演奏します 「イール・ツィンバロンと震災の話」

イール・ツィンバロンと震災の話


10月24日(土)、愛知県瀬戸市にある「ナトゥール・ビュフェー 文化センター店」で、コンサートをさせていただくことになりました。

今回は、いつものツィンバロンのコンサートとは少し違います。

演奏だけではなく、僕自身の震災体験や、これまで続けてきた復興支援活動についてもお話ししながら進めるコンサートです。

僕は阪神・淡路大震災の被災者です。

そして東日本大震災のあとには、岩手県を中心に何度も被災地へ足を運び、長い間、復興支援の演奏活動を続けてきました。

令和6年能登半島地震のあとも、

「音楽を通して、自分に何ができるだろう」

と考えながら、支援活動を続けています。


震災のあとに、音楽に何ができるのか

震災のあとに、音楽が何の役に立つのか。

これは、僕自身がずっと考えてきたことでもあります。

音楽には、壊れた建物を直すことも、道路を直すこともできません。

それでも、その場所へ行って、人と出会って、同じ時間を過ごして、音楽を聴いてもらうことはできます。

東日本大震災の復興支援で各地を訪ねていた頃、僕が強く感じたのは、音楽そのものだけではなく、そこで生まれた人との出会いの大切さでした。

まさに「一期一会」です。

そのとき、その場所で出会った方と過ごした時間は、今でも僕の中に残っています。

今回のコンサートでも、そんな僕自身の経験を少しずつお話しできればと思っています。

復興支援演奏。音楽を通して出会った方々との時間は、今も僕の大切な記憶です


今回演奏する「イール・ツィンバロン」

そして今回のコンサートでは、普段僕が演奏しているコンサート・ツィンバロンとは少し違う楽器も登場します。

イール・ツィンバロン(ír cimbalom)です。

イール・ツィンバロンは、ハンマーダルシマー(hammered dulcimer)とも呼ばれています。

打弦楽器には、地域や時代によってさまざまな呼び方があります。

僕自身、長年ツィンバロンを演奏してきましたが、ハンマーダルシマーや揚琴、サントゥールなど、世界各地の打弦楽器にも触れてきました。

形は似ていても、それぞれの楽器には違った歴史があり、音色があり、演奏方法があります。

そうした打弦楽器の違いや魅力を伝えることも、僕にとって大切な活動のひとつです。

今回のコンサートでは、イール・ツィンバロンならではの素朴で柔らかな響きも楽しんでいただければと思っています。

今回登場するイール・ツィンバロン(ír cimbalom)。ハンマーダルシマー(hammered dulcimer)とも呼ばれている打弦楽器です。

音楽と食事、そして震災の話

今回は、会場でトランシルヴァニアの保存食を活用した軽食と飲み物も用意されるそうです。

ナトゥール・ビュフェーは、30年来の親友、奈美ちゃんとアッティラのお店です。今回はトランシルヴァニアの保存食を使った軽食と飲み物が提供されます。

音楽を聴いて、少し食べて、そして震災や復興について考える。

一般的なコンサートホールでの演奏会とは少し違う、演奏者とお客様との距離が近い時間になりそうです。

僕自身も、どんなコンサートになるのか楽しみにしています。

そして、この瀬戸でのコンサートの3日後、10月27日には、僕は再び能登半島の珠洲市へ向かいます。

瀬戸で震災についてお話しして、その3日後には実際に能登へ向かう。

今年の秋は、僕にとって改めて「音楽と復興」について考える時間になりそうです。

お近くの皆さま、よろしければぜひお越しください。

僕も皆さんとお会いできることを楽しみにしています。



コンサート・インフォメーション

松江観光大使 斉藤浩による
イール・ツィンバロンコンサートと震災の話

日時
2026年10月24日(土)14:30~

会場
ナトゥール・ビュフェー 文化センター店
愛知県瀬戸市西茨町113-3
瀬戸市文化センター 文化交流館2階

会費
2,000円+投銭
(トランシルヴァニアの保存食を活用した軽食と飲物付)

予約優先

お申し込みはこちら
https://forms.gle/A19n6saiXekeFb4M7

アクセス

名鉄瀬戸線「尾張瀬戸」駅から南に徒歩約13分

東名高速道路「名古屋I.C.」「長久手I.C.」から車で約30分

東海環状自動車道「せと赤津I.C.」から車で約10分

※瀬戸市文化センターに無料駐車場あり

お問い合わせ

ナトゥール・ビュフェー

TEL:070-1078-0781
E-mail:naturkert2015@gmail.com

Facebook
https://www.facebook.com/naturbufe

Instagram
https://www.instagram.com/naturbufe/

主催

ナトゥール・ビュフェー
トランシルヴァニア日本民俗文化センター

後援

駐日ハンガリー大使館
リスト・ハンガリー文化センター
愛知県ハンガリー友好協会

2026年09月07日

夏の終わりのバラトン湖

このところ眠れず、夜中に昔の写真を見ていたら、懐かしい景色が出てきました。

ハンガリーのバラトン湖です。

この写真を撮ったのは、バラトン湖に突き出した半島にあるティハニという小さな街(村)。

僕はハンガリー留学中、ELTEバルトーク合唱団(Eötvös Loránd Tudományegyetem Bartók Béla Énekkara)の団員としてテノールパートを歌っていました。

そして毎年、夏の終わりになると、合唱団のコンサートでティハニを訪れていました。


僕は、この場所から眺めるバラトン湖が大好きでした。

夏の終わりの湖はとても静かです。

空と湖の境目がわからなくなるような淡い色の中を、船がゆっくりと進んでいく。

毎年ティハニへ来るたびに、この景色を見るのを楽しみにしていました。

ハンガリーには海がありません。

でも、広いバラトン湖をこうして高いところから眺めていると、まるで海を見ているようでした。


僕のハンガリー留学というと、どうしてもツィンバロンの勉強や演奏のことが中心になります。

でも、以前にも少し書いたように、僕の留学生活にはもう一つ、合唱という世界がありました。

ELTEバルトーク合唱団では、ハンガリーの作品だけでなく、さまざまな時代、さまざまな国の作品を歌いました。

演奏旅行にも出かけました。

夏や冬には合宿もありました。

そして、たくさんの仲間ができました。

音楽院でツィンバロンを勉強している時間と同じくらい、みんなと歌い、旅をして、食事をして、笑っていた時間も、今の僕を作ってくれた大切な時間だったと思います。

ティハニも、そんな場所のひとつでした。

コンサートで訪れる場所なのに、僕が今でも強く覚えているのは、本番のことだけではありません。

毎年見た、このバラトン湖の景色です。

あれから20年以上が経ちました。

写真を見ていると、湖を眺めていた頃の自分や、一緒に歌っていた仲間たちのことを次々と思い出します。

今は、なかなか眠れない日が続いています。

まだ楽器の前に座ることもできません。

真横には、いつものツィンバロンがあります。

弾きたい気持ちはあるのですが、今はまだ身体がそこまでついてきてくれません。

そんな中で昔の写真を眺めていると、不思議と忘れていた景色や匂い、人の顔、食べたものまで、ひとつずつ戻ってきます。

今日、この写真を見つけたとき、

「ああ、毎年この景色を見るのが楽しみだったなぁ」

と思いました。

それだけで、少しだけ昔の自分に会えたような気がしました。

夏の終わりのバラトン湖。

今年の夏も、もう終わろうとしています。

今はまだ、できないことがたくさんあります。

それでも、こうして文章を書くことはできます。

昔のことを思い出すこともできます。

だから今日は、この大好きだった景色を残しておこうと思います。

そして今日も、僕はここにいます。

2026年09月06日
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