ポスターの誤字と、湿気が苦手なツィンバロン
今日は、ほとんど一日中パソコンと格闘していました。
本当なら今日中に入稿するつもりだった、10月27日の石川県珠洲市での復興支援コンサートのポスター。
ほぼ完成して「これで入稿できる!」というところまで来ていたのですが、最後に確認していたら誤字を発見。
「あぁ……見つけてしまった……」
たった数行のことです。
そのままでも気づかない人がいるかもしれません。
でも今回のコンサートには、主催してくださる方、後援してくださる方、協力してくださる方、そして珠洲で待ってくださっている方々がいます。
そう考えると、「まあ、これくらいいいか」では済ませたくありませんでした。
印刷してしまったら、もう簡単には直せません。
特に主催・後援・協力などの表記は、僕一人の名前の問題ではなく、このコンサートを支えてくださる皆さんのお名前です。
というわけで、今日は再び細かな修正作業。
文字を直して、位置を確認して、全体のバランスを見て、また確認して……。
演奏の練習とはまったく違う疲れ方をします(笑)。
それでも、ようやくゴールが見えてきました。
明日中にはポスターのデータを入稿して、続いてチラシもなるべく早く完成させたいと思っています。
10月のツアーはかなりの長距離移動になります。
楽器を積んで各地を移動しながら、最終的には能登半島の珠洲へ。
せっかく伺うのですから、できるだけ早く皆さんにコンサートのことを知っていただいて、10月27日には珠洲の皆さんと一緒に、あたたかな時間を過ごせたらと思っています。
そして今日、もう一つ困っているのが ― 湿気。
松江は今日はかなり湿度が高く、ツィンバロンもなんとなくご機嫌斜めです。
ツィンバロンは、たくさんの金属弦を強い張力で張った楽器ですが、音を作っているのは金属弦だけではありません。
大きな木製の響板や楽器本体、駒、そして弦を叩くバチなど、いろいろな素材が組み合わさって、あの独特の響きが生まれます。
そのため、湿度が高くなって木材が湿気を含むと、楽器の鳴り方や音の立ち上がり、余韻の感じがいつもと微妙に変わることがあります。
ツィンバロンは弦の数も多いので、調律もなかなか大変。
もちろんピアノをはじめ、どんな楽器も温度や湿度の影響を受けます。我が家のピアノも、季節が変わればすぐに調律が暴れます(笑)。
ツィンバロンも同じで、その日の気温や湿度、置かれている場所によって、鳴り方が驚くほど変わることがあります。
「今日はよく鳴るなぁ」
という日もあれば、
「今日はどうしたん?」
という日もあります(笑)。
特に湿度の高い日は、音の立ち上がりや余韻がいつもと違って感じられることがあり、長年弾いていてもなかなか思い通りにはいきません。
でも、こうして気候や環境に反応するところも、生きた楽器のおもしろさなのかもしれません。
長年付き合っていても、そこはなかなか思い通りになりません。
でも、こういうところも生きた楽器のおもしろさなのかもしれません。
秋が深まって、カラッとした秋晴れの日がやって来たら、ツィンバロンももう少し気持ちよく鳴ってくれるかもな…。
僕も湿度が高い日は、どうも身体が重い。
ツィンバロンは湿度が苦手。
僕も湿度が苦手。
…長年一緒にいると、そんなところまで似てくるんでしょうか(笑)。
明日はポスター入稿。
今度こそ、無事に送り出したいと思います。