ようやく完成!珠洲市復興支援コンサートのチラシが届きました
今日、10月27日に石川県珠洲市で開催する復興支援コンサートのチラシが届きました。
何度も何度も校正して、ようやく完成です。
何度も校正を重ねたチラシが、ようやく完成しました。表面にはコンサートのご案内、裏面には松江と珠洲をつなぐ物語や、上定昭仁松江市長からのメッセージを掲載しています。
いやぁ……今回は本当に、誤字・脱字に悩まされました(笑)。
直したと思ったら別のところが気になり、そこを直したらまた別の箇所を発見して……。何度見直したことか分かりません。
それだけに、こうして実際に印刷されたチラシを手にすると、やっぱり嬉しいものです。
今回のコンサートは、「松江市文化協会姉妹都市文化交流事業助成事業」として開催されることになりました。
そして、チラシを作るにあたって、僕にはどうしても裏面に載せたいことがありました。
それが、珠洲市と松江市のつながりです。
松江市美保関町は、先月9月4日に国の重要伝統的建造物群保存地区に正式に選定されたばかりです。[松江市公式サイト](https://www.city.matsue.lg.jp/soshikikarasagasu/bunkasportsbu_bunkazaika/seisaku_keikaku_tokei/1/1/mihonosekinomatinamihozon/24574.html?utm_source=chatgpt.com)
せっかく松江市と珠洲市をつなぐコンサートをするのなら、「姉妹都市だから」という理由だけではなく、そもそもなぜ、この遠く離れた二つのまちがつながっているのかを、僕自身がきちんと知っておきたいと思いました。
そこで島根県立図書館の郷土資料室へ通い、珠洲と松江、美保関について調べ始めました。
調べ始めると、これが実に面白い。
『出雲国風土記』の国引き神話には、八束水臣津野命(やつかみずおみづぬのみこと)が、能登半島の「都都の三埼(つづのみさき)」を引いてきて、「三穂の埼(みほのさき)」へ縫いつけたという物語が記されています。
この神話のつながりを縁として、1988年、珠洲市と旧美保関町は姉妹都市となりました。現在は松江市がその交流を受け継いでいます。[松江市公式サイト](https://www.city.matsue.lg.jp/soshikikarasagasu/seisakubu_seisakukikakuka/kouikirenkei_kouryuu/2868.html?utm_source=chatgpt.com)
最初はチラシのための調べものだったのですが、気がつけば2週間…。
神話の世界から古代史へ、そして海を通じた人々のつながりへ…。
調べれば調べるほど、珠洲と美保関の間には、遠く離れた二つの土地という『言葉』だけでは語れない物語があることを知りました。
古代史から読み解く、珠洲市と松江市の関係。
なかなかロマンあふれる物語です。
そして、このことをぜひ珠洲の皆さんにも知っていただきたいと思い、チラシの裏面に小さなコラムとしてまとめました。
今回のコンサートは震災復興支援のためのものです。
でも、震災のことばかりを書いてしまうと、どうしても重い内容になってしまいます。
だからこそ、「私たちのまちは、ずっと昔からこんな物語でつながっているんですよ」ということを、子どもたちにも読んでもらえるような形で伝えたいと思いました。
そしてもう一つ、とても嬉しいことがありました。
上定昭仁松江市長が、珠洲の皆さんへ向けてメッセージを書いてくださいました。
そのメッセージも、チラシの裏面に掲載しています。
さらに今回の公演には、駐日ハンガリー大使館、リスト・ハンガリー文化センターからも後援をいただくことになりました。
本当にたくさんの方々のお世話になり、10月27日、珠洲市で演奏させていただきます。
企画を考え、資料を調べ、文章を書き、何度も校正して…。
チラシもポスターも、ようやく出来上がりました。
こうして手にしてみると、ちょっと感無量です。
あとは、珠洲へ行って音楽を届けること。
松江観光大使として。
ツィンバロン奏者として。
そして、ひとりの人間として。
僕にできることを、しっかりやってきたいと思います。
10月27日、珠洲の皆さんにお会いできることを楽しみにしています。