低気圧と花粉と、ツィンバロン

あれだけ「暑い、暑い」と言っていた夏だったのに、季節は少しずつ動いているようです。

突然ものすごい雨が降ったかと思えば、その後は曇り空の日が続いたり……。

一昨日の夜の湿度には、さすがに参りました。

エアコンを除湿にすると寒い。
かといって切ると蒸し暑い。

「いったい、どうすればいいんだよ?」という感じです(笑)。


僕はもともと低気圧が苦手なのですが、こうした急激な気温や湿度の変化は、人間だけでなく楽器にとってもなかなか過酷な時期です。

僕が演奏しているツィンバロン(Cimbalom)は、大きな木製のボディーに130本を超える金属弦が張られています。

木と金属。

当然、それぞれが気温や湿度の変化から影響を受けます。

特に日本の夏から秋へ向かうこの時期は、気温だけでなく湿度も大きく変化します。演奏する僕自身の体調と同じように、楽器の状態にもいつも以上に気を配る季節です。

そして僕自身はというと、少しずつ体調は回復してきているように感じています。

ただ、どうやら相当な疲れが溜まっているようで、まだ身体が思うようについてこない日もあります。

焦って元に戻そうとせず、今は少しずつ。

……と思っているところへ、今度は秋の花粉症シーズンがやってきたようです(笑)。

最近はティッシュが手放せません。

とはいえ、花粉症については今のところ去年よりずいぶんマシ。

いや……これから本格的に始まるのかもしれませんが(笑)。

僕の場合、毎年いちばん大変なのが、街に金木犀(キンモクセイ)の香りが漂い始める頃です。

「ああ、今年もいい香りがしてきたなあ」

と思う一方で、僕の鼻も秋の到来を全力で知らせてくれます(笑)。

低気圧に、湿度に、秋の花粉。

人間にとっても楽器にとっても、なかなか忙しい季節の変わり目です。

また台風も気になる季節になってきました。

天候が急に変わることもありますので、皆さんもどうか早めの備えを。

僕もしばらくは、身体とツィンバロンの両方をいたわりながら、ゆっくり秋を迎えようと思います。

2026年09月17日