今年も松江に『鼕』の音が響く季節がやってきます
今年も「松江祭鼕行列」の季節が近づいてきました
今年も、松江の秋を代表する伝統行事「松江祭鼕行列(どうぎょうれつ)」の季節が近づいてきました。
2026年の松江祭鼕行列は、10月18日(日)に開催される予定です。
松江に住んでいると、この季節になると町のあちらこちらから鼕を練習する音が聞こえてきます。
「ドーン、ドーン」と響く大きな鼕の音。
僕にとっては、この音を聞くと、
「今年も秋がやってきたなぁ」
と感じます。
「鼕行列」って何?
松江祭鼕行列は、毎年10月の第3日曜日、松江神社の例大祭に合わせて行われる、松江の開府を祝う伝統行事です。
「鼕(どう)」というのは、大きな太鼓のこと。
直径約1.2メートルから1.8メートルもある鼕を2~3台、提灯や幔幕などで飾られた「鼕宮(どうみや)」と呼ばれる屋根付きの山車に載せます。
そして、揃いの法被を着た人たちが鼕宮を引き、笛やチャンガラのお囃子に合わせて、大きな鼕を打ち鳴らしながら松江の町を進んでいきます。
あの大きな鼕が一斉に鳴り響くと、音を「聴く」というより、身体全体で振動を感じるような迫力があります。
松江観光協会によると、子どもたちが綱を引くときの
「ホウホエンエ ホウランエンエ エヤサノサイ ラノラノラ」
という掛け声も鼕行列の特徴です。
鼕行列には長い歴史があります
鼕行列の歴史をたどると、平安時代から京都で行われていた正月行事「左義長(さぎちょう)」につながるとされています。
松江では、江戸時代に「左義長」「とんど」として行われ、明治時代には11月3日に鼕を出して祝うようになりました。
そして大正4年(1915年)、大正天皇の御大典の際に、各町が大きな鼕を載せた屋根付きの山車を作って行列したことが、現在の鼕行列につながっています。
昭和35年(1960年)には松江市鼕行列保存会が結成され、現在では10月の第3日曜日に開催されています。
長い年月をかけて、町から町へ、人から人へと受け継がれてきた松江の大切な文化なんです。
2026年は10月18日(日)開催予定
今年の松江祭鼕行列は、
2026年10月18日(日)
に開催される予定です。
松江市鼕行列保存会の発表では、13時から式典が行われ、13時25分に先頭が出発する予定となっています。
また、前日の10月17日(土)には「宵宮(前夜祭)」も予定されています。
交通規制なども行われますので、お出かけになる方は事前に最新情報を確認されることをおすすめします。
今年も松江の町に、あの大きな鼕の音が響きます。
松江に住んでいる僕にとって、鼕行列は単なる観光イベントではなく、「松江の秋の音」のような存在です。
今年はどんな鼕の響きを聞かせてくれるのか……。
今から楽しみにしています。
鼕行列について詳しく知りたい方へ
歴史や参加する町内・団体、今年の開催情報などは、松江市鼕行列保存会の公式サイトで詳しく紹介されています。
[松江市鼕行列保存会 公式サイト](https://www.dogyoretsu.jp/?utm_source=chatgpt.com)
観光で松江を訪れる方には、写真とともに鼕行列を紹介している松江観光協会のページも分かりやすいです。
[松江観光協会「松江祭 鼕行列」](https://www.kankou-matsue.jp/event_calendar/event_list/418/423?utm_source=chatgpt.com)
松江市による歴史や由来の紹介はこちらです。
[松江市「松江市鼕行列保存会」](https://www.city.matsue.lg.jp/kanko_bunka_sports/dentoubunka-bunkageijyutu/dentoubunka/traditionalculturecouncil/17877.html?utm_source=chatgpt.com)